「掛時計」解説

まず、このような時計をテキトーに作ります。

(円と正方形といくつかの球。
針は三角形。軸は円柱。)

横から見ると、こんな感じ。

長針と短針はそれぞれ回転ジョイントに入れます。


「長針は60秒で1回転するわけだから、アニメーションとしては
60フレームあればいいんだ」と最初、なんの疑いもなく思ってました。
しかし、やってみると途中で微妙にずれてしまう???

わからなくてあれこれやっているうちにふと気づいたのですが
「0から60までだから、61フレーム必要なんだ!!!」

「フレームレート」には、初めて「1」を入れます。



尺取虫は球を並べただけの簡単なものです。
伸びた状態と縮んだ状態の2つを作ります。
 
この2つを変形ジョイントに入れてやればいいんです。
変形ジョイントは「0」と「1」とのあいだをひたすら行ったり来たり。

上の矢印のように1フレームずれているのは・・・・
伸びた状態から縮んだ状態に変形する時は直線移動はせずに、
縮んだ状態から伸びる時にだけ直線移動させるからです。



「フレームレイト」が「1」のアニメーション、
Shadeの場合これが最小です。「0.5」とか「0.33」などのような
「フレーム/秒」は設定できません。(整数のみ)
また、「0」は入力することができますが、
これで「OK」をクリックしても先へは進めません。
「-」(マイナス)も同様です。

まぁ、あまりこのあたりで思い悩む人もいないと思いますが・・・。



というわけで、今月の課題、
「フレームレイト」が「1」でもアニメーションはできるということが、
ここで実証されました。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
来月はもっと真面目にやりますっ!(←いつも、言うだけ・・・)



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