「箱の中にある別の小箱に、カメラが接近して行って
最初の画角と同一になったところで止め、
それを無限に繰り返す。」ということなんです。
そうするとロシアのマトリョーシカ人形のように
「中から次々に（無限に）出て来る」という現象を再現できるんじゃないか？
と考えたわけです。
しかしイザやってみるとこれがなかなか大変！
「最初の画角にもってくる」っていうのが非常に難しい。
しかも元の画角に近いところまでもって来たとしても
「影がずれてしまう」ということが判ったんです。（←問題発生！）
でもこれは、実は当然のことなんですね。
箱とカメラと光源、この三者の位置関係が全く同一でないと
影の見え方は違ってきて当然。
そこで出ました例の指影堂的解決法！
「カメラを接近させる」のではなく
「箱自体を拡大してしまう」（←姑息！）
もともと、中にある小箱は
外の箱を 1/10に縮小したものなんです。
それを10倍にすれば元通りになるのは当たり前。
しかも影も完全に元通りに！
（元の箱を開いて10倍にしたものを
下敷きにしておくのを忘れずに！）
これで最初の画像と全く同一の画像になりました。
あとはこれをGIFアニメ（無限）に仕立てれば出来上がり！
なお、リボンが解けるのは変形ジョイントを使用しました。
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