まず「本」を作ります。
「本」の作り方については
「Shade Professional 3Dスーパーテクニック」の
96ページから105ページまでを参照してください。
次に本の右ページ(の上面)をコピーし、Y軸方向に「1」移動します。
それを縦横にポイントを追加して、挿絵の大きさになるように外側の線形状を削除します。
その形状を「挿絵」と名づけました。
「挿絵」に下の2つ画像をマッピングします。左の画像は「イメージ-拡散反射」
右の画像は「イメージ-トリム」。
左の「枯葉(表)」をペイントショップで開いて、「カラー」→「調整」→「2階調化」し、
「カラー」→「ネガティブ」して、右の画像を作成。
次に「挿絵」を同位置コピーし、
下の画像を「イメージ-バンプ」に加え、
「枯葉1」と名づける。
つまり「枯葉1」には「イメージ-拡散反射」「イメージ-トリム」「イメージ-バンプ」の
3つのマッピングがほどこされたわけです。
この画像は上の「枯葉(表)」の上にレイヤーを新規作成し、
そのレイヤーに「葉脈」のようなものを描き入れて、元絵を削除し、
(そのレイヤーのみ)名前を付けて保存する。
その後「枯葉1」を同位置コピーし、「枯葉2−1」と名づけ、
頭部分を持ち上げる。
次に「枯葉2−1」を同位置コピーし、「枯葉2−2」と名づけ、
反対側を持ち上げる。
結果的に次の4つの形状を作成した。
「挿絵」「枯葉1」「枯葉2−1」「枯葉2−2」
この4つを変形ジョイントに入れて、その変形ジョイントごと
直線ジョイントで上方に移動する。
というわけで複雑な枯葉の形状をモデリングする必要もなく
虫食いの穴まで再現してくれるので、とっても助かります。
なお、左ページは、
Shadeチュートリアルの211ページのPDFを
キャプチャして、マッピングさせていただきました。
ページの動きは変形ジョイントです。
9つの形状を作りました。
真ん中の立ったページ(5番目)からマッピングが変わります。
うまくバレナイ位置から見ているんです。
(ここではわざと変形ジョイントから出してみました。)
枯葉が挿絵の中から持ち上がって浮き上がるのは
「春の日差しの中で」と同じです。
その後、飛び去るのは回転ジョイントです。
(右上の円が回転ジョイントです。)
(左下の黒い網目が枯葉部分です。)
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